When everything seems to be going against you,
remember that the airplane takes off against the wind, not with it.

Henry Ford

運航管理者試験 平成28年7月期 気象・問2

問 2 逆転層の成因についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。
(1)~(5)の中から選べ。

 

(a)晴れた夜から朝にかけて地表面や地物が放射によって冷却し、それに接する空気の温度が低下するために発生する。

(b)大気の乱れの強い空気層があり、その上に乱れの弱い空気層がある場合、その2つの層の間に逆転層が形成される。

(c)前線の存在により、下層に寒気、上層に暖気がくるために発生する。

(d)高気圧内では上層の空気層全体が沈降し、気温が断熱上昇して発生する。


(1) 1 (2) 2 (3) 3 (4) 4 (5) なし

 

 

 

解答 (4)

 

 

解説  

 

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全て正しい

 

(a)接地逆転

(b)乱流性逆転

(c)前線性逆転

(d)沈降性逆転

参考:新しい航空気象